「家計の収支確認表」「家計のバランスシート」で現在の状況がわかったので、次に未来について考えます。
まずは何も制約をつけず、家族全員の夢や目標を洗い出しましょう。
そしてそれはいつの予定か、家族はその頃何歳か、そしておおよそいくらくらいかかるのかをざっくり書き出しましょう。
今わかっている範囲での予定や目標
例えば・・・
・子供の入学と卒業〜幼稚園・小学校・中学校・高校・大学等
・子供のための各種イベント〜七五三など
・車の買い替え
・家のリフォーム
などなど。
ずいぶん先の話だから金額なんてわからないよ、というときは、現時点でかかる金額を調べてざっくり記載します。
ざっくりでいいんです。
ライフイベント表も毎年見直します。
イベントが近づいてきた時点で再度数字を見直せばいいんです。
家族全員の夢や目標
前述のわかっていることだけでなく、将来こんなことをしたいな・・・ということもライフイベント表に盛り込みましょう。
例えば・・・
・毎年夫婦で旅行
・大学院で学び直し
・絵を描きたい
・音楽を習いたい、楽器を買いたい
・起業したい
などなど・・・
お金の話はとにかく窮屈になりがちなので、ライフイベント表を作成する時には枷を外して考えていいんじゃないのかなと思います。
ここでちょっと脱線、価値観の話
どんなライフイベントを入れるかは人それぞれの環境によって変わりますが、人それぞれの価値観によってもかなり幅があります。
それぞれの価値観に基づくものなので正解はありませんし、十分に時間をかけて自分に問いかけていくことが大切です。
よく聞きませんか?
亡くなる直前の人に何を後悔しているかを聞いたら「もっと家族と旅行したらよかった」とか「仕事ばっかりするんじゃなかった」・・・とか。
今、こうやって家計診断をしているのは、ただお金を稼ぐ、貯めるだけじゃなく、何にどうやって使うことが自分にとって、家族にとっての幸せなのかを考える作業なんです。
あるいは、この幸せのためにもっと頑張って働かなくちゃってこともあり得ますよね。
それらも全て、自分の価値観を見極めることが大切なんです。
前回の投稿
shiz-chang.hatenablog.com
キャリア研修(1)
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