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シニア向けキャリア研修(5)~キャッシュフロー表

やっとここまで辿り着きました。
これまでのデータをまとめて、キャッシュフロー表を作成します。

キャッシュフロー表 日本FP協会HPより

まずは現在のデータを転記

www.jafp.or.jp
上記の日本FP協会HPからからエクセルシートをダウンロードできますので、まずはいちばん左の列に家族の名前を記載していきます。
そしてその隣にそれぞれ、現在の年齢を記載しましょう。

家族の年齢を入れる

次に、その下の収入・支出欄から、これまで集めたデータを入れていきましょう。
夫の収入、妻の収入欄には、家計の収支確認表から収入の数字を転記します。
支出欄には、これもまた家計の収支確認表で割り出した支出額を転記します。
これで、現在の年間収支が出ましたね。
ここで、貯蓄残高欄に、家計のバランスシートから貯蓄残高を転記しましょう。

支出を項目ごとに入れる。貯蓄残高も記載。

20年〜30年を目安に作成

経過年数や家族の年齢などは、現在の年齢のセルから右にドラッグしていくと、一つづつ年齢を重ねた数字を入力することができます。

次にライフイベント表から家族のイベント、夢のイベントなどを転記します。

それに従って、支出の欄にイベントにかかる費用を足すことを忘れないようにしましょう。

イベントにかかる費用を転記

ちなみに本来FPが使うキャッシュフロー表では、物価上昇率を加味して将来の収入・支出を計算しますが、一般人がダウンロードできるこの表では物価上昇率は加味されていません。
このキャッシュフロー表はとても簡便なものなので、本格的なものを作りたい場合はファイナンシャル・プランナーさんに相談するのが一番です。
とはいえ、ファイナンシャル・プランナーさん、無料のものは保険勧誘と紐づいているし、無料でなければ時間単位でお金がかかります。
今回作成しているデータを持ち込んで相談すれば時間短縮にもつながり、コスパがいいですね。

と、ここまで自分だけで調べられるデータは入れましたけれど、とても大切なデータをまだ調べていません。
それは次回に持ち越しましょう。


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shiz-chang.hatenablog.com

キャリア研修1回目
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